こんにちは
今回は、先日乗ってきた「サンライズ瀬戸」の乗車記録を記述していこうと思います。
[まえがき]サンライズ瀬戸は前日でも予約できることが多い
乗車が決まったのは二週間前。予定を急遽前倒しした結果、お盆シーズンに移動することになってしまいました。目的は「奥出雲おろち号」。なんで瀬戸に乗るんだよって話ですが、やはり出雲号は混雑により座席を確保することができませんでした。お盆ですからね。お盆シーズンには91号*1が運転されるのですが、利用した13日は運転日ではありませんでした*2。
乗車一週間前くらいに、たまたまe5489で空席を確認していたところ、ノビノビシートが空いていたため、即予約。
お盆シーズンだとホテル代だけでも高額になりがちです。
わたしは以下の5プランを考えていました。
【東京→松江の移動手段(案)】
①青春18きっぷのみで移動し、最終目的地まで移動する
②青春18きっぷで移動し、道中で1泊
③新幹線・在来線特急を利用し、目的地へ向かう
④サンライズエクスプレスを利用し移動
⑤航空便利用
①は、最終目的地である松江駅まで1日ではたどり着くことができない*3ためボツ、
⑤は直近すぎて高額運賃となるためボツ…となると、残された選択肢は②③④。
②だと18きっぷを2日分使う上にホテルを確保しなければならず、お盆期で5000円弱で宿泊できるホテルはなかなか見つからないだろうと判断。探せばあったんでしょうが、探す気力が起きませんでした。
そうすると③④のいずれかです。予約できるなら④、無理そうなら③でいいかと考えていました。④の場合、指定席を取るのは難しいのでは無いかと思っていましたので、できることなら③が理想でした。
そんなこんなで③が採用。しかもノビノビシートとなれば大幅なコストカットです。現在は学割も効くので、かなり安く移動することが可能になります。
…そんなわけで、意外とギリギリでも予約することが可能なので、めげずにキャンセル待ちをしてみることをおすすめします。
乗車
いよいよ入線…してる構図でしたね。
何気に、東京駅でサンライズを見かけるのは初めてです。いつもは品川駅近くの電留線にいるイメージです。
乗車し車内を確認。これが噂のノビノビシートかーと少しだけ感動しながら自席へ向かいます。
上段を拡大、流石にまだ誰もいませんでした。
今回予約できた席は、まさかの壁側。片側にしか他人がいないとなると、少し安心感が増すとともに、よりかかることもできるので嬉しいですね。
貴重品を持ち散策へ向かいます。
連結面。次に外から見られるのは岡山に到着した時です。
ロゴマーク。瀬戸か出雲か不定の場合は「サンライズエクスプレス」と総称してます(個人ルール)が、ルーツはここです。形式は285系。
東京出発。流石に数名乗車していました。下段はもう少し多く、既に睡眠されている方もいらっしゃいました。
徐々に領域展開していきます
「サンライズは喉が渇きやすい」という噂*4を聞いていたので水分を気持ち多めに購入。実際は微妙でしたが、車内で買えずに困るよりはマシです。以前乗車したJR九州のにちりんシーガイア号で似たような経験をしていたので…
車掌さんによる検札も通過。端っこに入鋏印を押していただきました。こちらが指定したわけでは無いのですが、学割乗車券で、しかも岡山〜根雨は普通列車で移動する人間は鉄ヲタか地元民くらいしかいない(しかも乗車変更しているので余計に…)だろう…と思ったのかもしれませんね。
お酒が増えますね
横浜駅定時通過。お隣にも乗客が乗ってきました。小学生の男の子だったかなあ。いかにも電車が好きそうな感じでした。当時の自分は一人旅なんて考えたこともなかったので、その背中はとてもカッコよく見えます。
隣が大人のオッサンとかであれば晩酌していても問題ないと思ったのですが、流石に小学生が隣で酒飲みは気まずいので、さっさと1本飲んで横になりました。治安維持です。
ノビノビシートは枕がありません。が、枕カバー(シーツ。袋タイプではなくただの布切れ)はあるので、着替え袋を枕として使ってみました。流石に高さから硬さから全然合わない。ダメっすねこれ。次回以降はエアー枕が必要そうです。
フェアか何かで売ってたサッポロクラシックと、NewDaysで売っていたウズラベーコン。ウズラだけでいいやってなってしまった。
お酒をのんだ後って、やっぱ甘いのが欲しくなるんですよね。八天堂のクリームパンは間違い無いでしょう。
限りなく暗くし、読書灯のみにしてみました。毛布は一旦敷布団として利用してみます。
通路の明かりは消せないので、カーテンで簡易的に仕切ります。荷物もあまり通路寄りだと盗難の可能性も否定できないので、可能な範囲で頭に寄せました。壁側だからできること…かも。
そうこうしてるうちに熱海駅。ここからJR東海区間に入ります。尺束*5ことJR東日本とはここでお別れです。
寝落ちし気づいたら名古屋駅を通過していました。独特の青色LEDの列車接近灯。作業員さんの安全確保が目的のようですね。
次の起床では大阪駅にいました。これは…大阪環状線のホームかな?もう始発の表示がありますね。うめきた新駅への案内板もあり、脳内でニュースと現実を一致させました。
n度寝後、姫路でした。定時で走行しています。すごい。大都市を2つ通過してきて、田舎っぽい雰囲気マシマシの末期色こと113・115系中国地域色。この辺には嫌というほどわんさかいらっしゃいます。彼らもそう遠く無いうちに227系によって置き換えられてしまうのでしょう…ね。
田園風景
特に意味はないですが綺麗に畳んで下車です。
岡山到着。ありがたいことに定時で運行されました。旅程も予定通り進みそうです。
瀬戸に乗ったけど、切り離しシーンが見られる贅沢。特段すごいものとは思わないので遠目ですが撮影。
ここでサンライズ瀬戸とはお別れです。残念ながら岡山より先伯備線方面へ向かうサンライズ出雲は予約を取ることができませんでしたので、在来線で追いかけていきます。
(サンライズ乗車記はここで終了です。これ以降は伯備線で出雲方面へ向かうだけなので、興味ない方は読み飛ばしても構いません)
タラコさん。ここからは普通列車で伯備線新見駅を目指します。慣れない寝台特急での寝不足を、多少慣れた115系のセミクロスシートでゆっくりと解消していきます。
数年前にTwitter(現:X)で話題になった岡山県総社市。今度はゆっくり訪問してみたいものです。
これどこだ
石蟹駅。次は新見カナ。
※岡山駅からここまでの写真は全て、ふと目が覚めた瞬間に撮影されたものであるため、適当でありボケボケです。
新見に到着。乗車券は買っていたので特急に乗車することはできましたが、ケチりました。ここからは特急やくもに乗車します。
入線。自由席特急券で乗っちゃいます*6
381系特有の構造らしく、足を思いっきり伸ばすことができました。
根雨駅に到着。お目当ての「普通 西出雲行」列車。山陰本線(伯耆大山〜西出雲)を走行する電車です。この区間は電車列車が少なく、普通列車はこちらのみだった気がします。
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(後日談)
山陰本線を走る電車列車のうち、米子〜西出雲間をフルで走行するのは今回乗車していた生山(伯備線)10:26発西出雲行943M列車、西出雲14:44発米子行282M列車のみ(2023/09/24現在)でした。伯備線の延長という形で伯耆大山〜米子間は何本か運転されてましたので、全ての電車列車を以下に記しておきます。
作ったはいいけど見づらいので、そのうち一覧表に更新します。
・821M(新見発米子行)
新見5:46発→米子7:25着
・823M(新見発米子行)
新見6:10発→米子8:20着
・825M(岡山発米子行)
岡山5:25発→米子8:52着
・943M(山陰本線内281M)(生山発西出雲行)
生山10:26発→(米子11:34着)→西出雲13:18着
・827M(新見発米子行)
新見10:54発→米子13:09着
・829M(新見発米子行)
新見13:26発→米子15:14着
・831M(新見発米子行)
新見16:26発→米子18:14着
・833M(新見発米子行)
新見18:41発→米子21:00着
・835M(新見発米子行)
新見21:54発→米子23:28着
・283M(米子発出雲市行)
米子16:27発→出雲市17:49着
・282M(西出雲発米子行)
西出雲14:44発→米子16:19着
・284M(伯備線内832M)(出雲市発新見行)
出雲市17:59発→新見21:42着
・820M(米子発新見行)
米子6:08発→新見7:53着
・822M(米子発新見行)
米子7:35発→新見9:50着
・942M(米子発生山行)
米子9:03発→生山10:16着
・824M(米子発新見行)
米子11:05発→新見13:00着
・826M(米子発新見行)
米子13:31発→新見15:52着
・828M(米子発新見行)
米子16:07発→新見18:01着
・830M(米子発新見行)
米子18:24発→新見20:50着
・834M(米子発新見行)
米子21:29発→新見13:13着
逆に伯備線も気動車の普通列車があるみたいですね、気になる。
・945D(生山発米子行)
生山15:57発→米子17:00着
・947D(生山発米子行)
生山18:15発→米子19:32着
・944D(米子発生山行)
米子14:29発→生山15:49着
・946D(米子発生山行)
米子16:46発→生山18:00着
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反対側は普通顔。
出雲市に到着。一旦はそのまま同じ電車で西出雲まで向かい、完乗*7(?)した上で出雲市駅に戻りました。ちょうど反対側に交換列車が来ており最高にタイミングが良かったです。
喪中ゆえに出雲大社へは行けないので、まずは名物を賞味。出雲そばです(献上そば 羽根屋さん)。複数段の桶に入ったそばを、上からつゆをかけて食べていく独特の食事スタイルで有名。もちろんそばも美味しかったです。前に20組以上待っていたのですが、ここまで来て妥協するのは自分を許せず、待つことにしましたが、正解。待った甲斐がありました。
その後、一畑電車を乗り継いで出雲大社へ。こちらは名物(?)のぜんざいです。
帰りに見かけた元京王5000系(初代)。名残しかないですね。
奇しくも帰りの電車が往路と同じ115系。山陰線から見える宍道湖はとても綺麗でした。
ねー。松江駅に到着し、ホテルもチェックイン。改めて駅前へ繰り出したわけですが、なんとこんなお知らせが。なにこれ。
…次回に続く。
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